that’s what loving organic cosmetics means 社会にも自分の心にも、フェアであろうとする生き方。|福本敦子

独自の審美眼で多くの支持を集める美容コラムニスト、福本敦子さん。オーガニックコスメへの深い知見を軸に、「#敦子スメ」というタグとともにSNSでコスメ情報を発信してきた。現在では、女性たちに寄り添う悩みや共感、旅に関するトピックにも幅を広げ、ライフスタイルそのものにも注目が集まっている。彼女の多岐にわたる活動の源泉には、誰に対しても誠実でありたいという信念が通底していた。

a place where I can return to my true self 走ることで得た、本来の自分に戻る場所|植木 香

アスリートとして活動しながら、ランニングインストラクターの顔を持つ植木香さん。160㎞の山道を走る“100マイラー”であり、昨年からは女性のためのトレイルランニングレース「Round Girl 100」を自ら立ち上げ、主催している。長らく専業主婦として生活していた彼女が、どのようして超長距離を走れるようになったのか。ランニングに注ぐ情熱の源を、語ってくれた。

serendipity and connections born from painting 描き続けた絵がくれた、巡り合う出会いの輪|YUUKI

マルチクリエイターとして、音楽、ファッション、アート、デザインと、さまざまな創作フィールドに挑戦しているYUUKIさん。2024年まで、“NEOかわいい”をテーマに、コンプレックスや個性を肯定する新たな価値観を広めた4人組バンド「CHAI」のベーシストとして活動。仲間とともに作品を作る喜びや、自己表現の面白さを経験した。そんな彼女を幼いころから変わらず支え続けたのは、“絵を描くこと”だった。

an exploration into material brilliance 素材への好奇心が切り開いたジュエリー作り| 岡本菜穂

ジュエリーブランド〈SIRI SIRI〉のデザイナー岡本菜穂さんは、ふとしたきっかけからジュエリーデザインの道に進んだ。ゴールドやプラチナ、ダイヤモンドなどプレシャスマテリアルを使うことが主流のなかで、岡本さんが選んだのは、ガラスや籐といった暮らしに根ざした素材。そのクリエイションは、ジュエリー業界に新風をもたらした。岡本さんのアイディアはいかにして生まれ、〈SIRI SIRI〉と共にどのように磨かれてきたのか、その原点を振り返ってもらった。

a seeker of connecting books and society 本と社会をつなぐ探究者|三宅香帆

『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社新書)や『「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか』(新潮新書)などの著書が話題を集める文芸評論家の三宅香帆さん。ユニークな視点と文章で、新書や評論の堅苦しいイメージを塗り替え、現代を生きる多くの人に届けている。その根底には、本が好きで、読書の楽しさを伝えたいという思いがある。

curating nature, shaping her style 拾い集めた石や貝から育まれた、ファッションの美学|武田美輝

表参道の古着店〈zoharu vintage〉を営む武田美輝さん。彼女はそのとき心惹かれた土地へ足を運び、買い付けを行う。まだ出合ったことのない“心惹かれるもの”を求めて探訪する。その揺るぎない姿勢こそが、彼女の原動力だ。石や貝殻などを拾い集めることから始まった、“集めて、並べる”という特別な時間は、今もなお続いている。

singing opens the doors 合唱から続く、文筆への道|伊藤亜和

2024年6月に初著作を発表して以来、立て続けに3作を上梓し、大きな話題を呼んでいる文筆家・伊藤亜和さん。彗星の如く現れた彼女の原点には音楽があり、自分自身を理解し、発信するためのツールとして執筆があった。音楽と文章、2つの方法で自分を表現してきた伊藤さんに、これまでの歩みとこれからのことを聞いた。

three fragmented personas 映画に出会うまでに感じた、3つに乖離するペルソナ|山中瑶子

映画監督として活躍する山中瑶子さんに、その道を志した原点について尋ねると、高校生で映画に出会うまでに感じていた3つのペルソナだという。学校での自分、家庭での自分、一人でいるときの自分。それぞれの人格が大きく異なっていたことに、強い違和感を持っていた。そんな過去が、どのように映画監督という道へと繋がったのか。その根底には、絶対的な存在として立ちはだかっていた母親の存在がある。そして彼女は、自らの作品で一貫して“取り乱した女性”を描いてきた。その理由についても語ってくれた。

a notebook that started it all 鮮やかな表現の原点にある、“カレーノート”という存在|アオイヤマダ

ダンサー、俳優、モデルなど、いくつもの顔を持つ表現者、アオイヤマダさん。彼女の表現の原点にあるのが、高校時代にひとりで食べ歩いた“カレーの記録”。誰の目も気にせず、心のままに書き綴った文章は、まるで踊るように自由だ。今も読み返すたび、自分の内なる声に耳を澄ませることの大切さを教えてくれるのだという。