the power to give it all 夢ではなく“好き”を探求。服を纏うことと、作ること|榎本紀子

ポップアップストアを開けば海外からもファンが詰め寄せる人気ブランド〈nori enomoto〉。デザイナーの榎本紀子さんは、華やかなスタイルやものづくりの姿勢が支持されている。最近では、東京コレクションで〈anrealage homme〉のヘッドピースを製作するなど、ファッション界での信頼も厚い。少し前まで確かな目標がなかったという彼女は、どのようにして情熱を捧げるものに出合えたのか。

work with creativity in any profession 編集もデザインも経営も。形を問わずに、クリエイティブしていく|林 聖子

ブライダルを専門とするジュエリーブランド〈atelier ST,CAT〉の代表取締役を務める林聖子さん。自らデザイナーを務め、ファッションジュエリーブランドとして人気を博していたが、コロナ禍をきっかけに林さんは経営に専念し、ブランドの方向転換を行うという大胆な舵切りをした。最近ではビジネスパーソンとしての発信にも積極的な彼女。クリエイターと経営者。相反するように感じる世界を行き来する原点には、変わらぬものづくりへのこだわりがあった。

dialogue between two artists 無邪気に遊ぶようにアイディアを形にする|永戸鉄也 × 篠崎恵美

〈Pedal & Senza(ペダル アンド センツァ)〉の誕生には、2人のアーティストが携わっている。これまでも、数々のプロジェクトでコラボレーションを重ねてきたアートディレクターの永戸鉄也とフラワークリエーターの篠崎恵美だ。ブランドのコンセプトやネーミングをはじめ、永戸がパッケージデザイン、篠崎が調香を手がけている。そんなふたりが語る、それぞれの原点、そして無邪気で嘘のないクリエイションとは。

things can’t be put into words 言葉にならないからこそ描く。その感覚を得た一枚の絵|山瀬まゆみ

アーティストの山瀬まゆみさんは、体内で起こっている細胞の分裂や増殖、絶え間なく動く臓器など、普段は目にすることのないものに思いを馳せて絵を描いている。そんな彼女には、アートを志すきっかけとなった一枚の絵があった。

creativity at the root of her 自分を満たす創作活動|木本梨絵

株式会社スマイルズでは最年少でクリエイティブディレクターに就き、20代で起業。飛ぶ鳥も落とす勢いでたくさんの新しいブランドを世に送り出してきた木本梨絵さん。独立後、多忙な日々を駆け抜け早4年。順調にキャリアを積み重ねていた彼女が、仕事から離れ新たな道へ舵を切った。際限なくパワフルに活動する彼女の源には、自分のための“創作”がある。

a story of my grandmother 大草原の小さな家と大きな大きな私の家|小林エリカ

作家・小林エリカさんは、放射能の発見や戦争など歴史の記録に残る事柄を作品のテーマとして扱いながら、そこに地続きにあったはずの日常にも目を向ける。歴史に名を刻むことも書き留められることもなかった、誰かの人生の尊い瞬間。それを描きたいという強い思いの根底には、彼女の祖母の存在がある。

a journey takes me to a new world 旅をしたから、今がある|nagisa

メイクアップアーティストとしての手腕はもちろん、ファッションやライフスタイルにも注目が集まるnagisaさん。『UNION MAGAZINE』の創刊人のひとりでもあり、国内外のクリエイターとタッグを組み、美しいヴィジュアルを発信し続けている。多彩な活動の源にあるのは、溢れるほどの好奇心。心赴くままに知らない場所に出かけてきた経験が、今の彼女の土台になっている。