beauty & wisdom: my name, my essence 美しく、智を持って。授かった名前を指針に、滲み出る“私らしさ”|セキミチコ

フランス・パリで陶芸や釉薬を学んだセラミックアーティストのセキミチコさんが手掛ける〈Ceramichi〉の器は、カラーパレットが鮮やか。半円や扇形、めくれ上がったようなプレートや、ユニークな形状の花瓶など、どれも個性に溢れ唯一無二の存在感を放つ。そのアイデアは、時に制作途中で割れたカケラや、窯の熱で変形してしまったいわゆる“失敗作”とされるものから生まれることも。既成概念にとらわれない純粋な問いや姿勢こそが、彼女ならではの表現を形づくっている。そんな自身のスタイルを築く道標となっているのが、両親から授かった名前だった。

montmorillonite museum vol.10「Singles」|鈴木大晴

〈Pedal & Senza〉の主原料である“モンモリロナイト”を、アーティストの感性・視点を通して作品として表現し、その新たな魅力と素材の可能性をドキュメントする連載「montmorillonite museum」。今回登場するのは、染織の技法を用いてカルチャーの横断と更新を試みるアーティスト、鈴木大晴。硬質なモンモリロナイトが柔らかな糸へと姿を変える、その未知なる制作プロセスに迫る。

watercolors and a pocket radio 水彩絵の具とポケットラジオ|今日マチ子

徹底した取材をもとに、透明感あふれるタッチと独自の視点で物語を紡ぐ漫画家、今日マチ子さん。繊細にゆれ動く感情や淡い想いを、少ないセリフと登場人物のいきいきとした動作、大胆な構図で描き出す。つい目をそらしてしまいたくなるようなテーマでさえ、そのみずみずしい世界観は、優しく、強く、読み手の心へと届ける。漫画家になる少し手前、いまの作品性へとつながる思い出を、本人の言葉でたどる。

the aesthetics of cool through vintage fashion 古着が教えてくれた、かっこよく生きる大人の美学|eri

父が創業した古着店〈DEPT〉を引き継ぎ運営する傍ら、社会課題に対して積極的な活動を続けているeriさん。10代でファッションの世界に足を踏み入れるも、そのビジネスの在り方に何度も疑問を抱いてきた。自分が手にした違和感から決して目を逸らさず、学び、そして発信する。そんな彼女の芯のある生き方は、どのように育まれたのだろうか。その原点を探った。

montmorillonite museum vol.09 「磊淼(らいびょう)の跡」|大竹笙子

〈Pedal & Senza〉の主原料である“モンモリロナイト”を、アーティストの感性・視点を通して作品として表現し、その新たな魅力と素材の可能性をドキュメントする連載「montmorillonite museum」。今回登場するのは、版画を軸に、物質的な素材を組み合わせながら唯一無二の世界を描くアーティスト、大竹笙子。さまざまな実験を繰り返し、モンモリロナイトで描くコラージュの行方とは。

my own charms support my life アイドル、ファッション、パズル。“好き”を支える、自分だけのジンクス|相川茉穂

その姿を見ていると、こちらもいつの間にか表情がほころんでしまう。そんな自然体な佇まいと、朗らかな笑顔が印象的な相川茉穂さん。学生時代には、夢を諦めずに憧れのアイドルグループのメンバーとして活動。現在は、モデルやブランドのPRなど、昔から自然と楽しんでいたファッションの道で活躍している。好きなことを仕事にし、それを好きであり続けるために大切にしているのは、自分なりのルールや心地よい息抜きの時間だった。

forged through rhythmic gymnastics, from performer to creator 表現と創作をつなぐ、新体操で培った継続力|カイノユウ

静岡県で茶葉の香りに包まれて育ち、12年間打ち込んだ新体操で心身を鍛え上げた学生時代。それが、モデルであり、日本茶ブランド〈SA THÉ SA THÉ〉のオーナー、そして一児の母として多忙な日々を送るカイノユウさんの原点だ。表現者として第一線で活躍し続けながら、自身のルーツである“お茶”を通して新たな世界を創り出す彼女。未知の分野での手探りの挑戦を支え、前へと推し進めるのは、幼い頃から培ってきた「一度決めたら辞めない」という強い信念だった。

montmorillonite museum vol.08「Finches」|原田 光

〈Pedal & Senza〉の主原料である“モンモリロナイト”を、アーティストの感性・視点を通して作品として表現し、その新たな魅力と素材の可能性をドキュメントする連載「montmorillonite museum」。今回は平面と立体作品で“かたち”の新しい側面をとらえるグラフィックデザイナー・原田 光に制作を依頼。モンモリロナイトの原石を削り出すことで、愛らしい鳥の彫刻作品が生まれた。

the little bird and the poetry words in philosophical dialogues 哲学対話を支える小さな鳥と「詩の言葉」|永井玲衣

哲学は一体、誰のものなのか。そんな根源的な問いを抱え、年間300回もの「哲学対話」を全国に届けている哲学者、永井玲衣さん。彼女が作る対話の場にあるのは、一羽の小さな鳥のぬいぐるみと、そこから紡がれるいびつで切実な「詩の言葉」。なぜ、彼女は哲学対話を続けるのか。十数年のキャリアを経て辿り着いた、その原点と真髄に迫る。